和布がたり › 2011年05月

2011年05月30日

手作りの付け帯(2)~市販の型紙から

手作りの付け帯(1)では、本に掲載されていた付け帯(つけ帯)の作り方について書きましたが、残念ながらその本は現在、中古でしか入手できません。

そこで、今回は市販の型紙に掲載のものをご紹介します。布がたりでも販売中の「実物大型紙・おとなの二部式ゆかた(帯つき)」です。

おとなの二部式ゆかた帯つき型紙



こちらは大人の女性の二部式(上下セパレートタイプ)浴衣の型紙ですが、付け帯のかこみ製図と作り方も掲載されています。

大人用の型紙なので帯も大人用ですが、小さめに作れば子供用になります。お子さま用の付け帯の作り方を知りたい方も、ご参考になさってください。


手作りの付け帯(1)でご紹介した帯と同じように、おもてと裏の布地を別にしてリバーシブルにすることもできます。
上の写真では、おもてに黒地の小花柄、裏に無地の黄緑の生地を使い、裏側を少し見せる着つけにしてありますね。


帯は下の写真のように胴に巻く部分と後ろの結んだ部分に分かれていて、後ろはあらかじめ蝶々の形に作ってあるので、着つけは非常に簡単です。

付け帯写真



iconscissors帯に必要な布の長さは160cm(布幅91cm、107cmいずれの場合も)
*リバーシブルの場合は、おもて・うらの各布を160cmずつ。

ほかに必要な材料は、綾テープ、接着芯、帯芯、針金(分量等の詳細は、下の画像をクリックしてください)。




材料を見ると、手作りの付け帯(1)では必要なかった帯芯と針金が入っていますね。

帯芯を入れるので、手作りの付け帯(1)の帯よりもかっちりしたものができそうです。もし、柔らかい帯でもよければ、手作りの付け帯(1)のように帯芯は省いて、両面接着芯でおもてと裏の布を接着させるのも手ですね。

針金(針金ハンガーでも可)は、帯の後ろ部分の形を安定させるために使います。針金を入れるので、後ろの蝶々の形がくずれません。

蝶々よりも大人っぽい形にしたい方は、もちろんご自分のお好みの形で。後ろの形をいくつか作っておいて、気分に合わせて着がえても。


【使用生地について】

手作りの付け帯(1)と同じく、一般には、コットンや綿ポリ混紡生地などが使いやすく、バリエーションも多いと思います。

生地次第で、本格的なものもできそうです。手軽にしめられるので、海外旅行に持って行くのにも便利です。


iconflower3この型紙の販売ページはこちら
》 実物大型紙・おとなの二部式ゆかた(帯つき)




和布・和風生地・手芸のお店【布がたり】

和生地/和布通販布がたり  

Posted by 布がたり店主 at 17:47Comments(15)TrackBack(0)手作りアイデア

2011年05月27日

浴衣ドレスの作り方~本から

前回は、浴衣ドレスの型紙をご紹介しました。
》 こちらの記事です。

型紙のほか、今年は本にも作り方が掲載されています。



こちらの本に掲載されているのは、上下が分かれていないワンピースタイプの浴衣ドレスです。ハイウエスト・ワンピースのように、上身頃とスカートの間に切り替えがあり、着た時にはちょうどその部分が帯で隠れます。

スカート部分は、先日ご紹介した型紙の浴衣ドレスほどはボリュームがありません。型紙の方はスカートが独立しているので、2段のティアードスカートにしてボリュームを出しているのですが、こちらのワンピースタイプはデザイン的にそれが難しいですね。その分、中にペチコートをはいてボリュームを出すように工夫されています。

どちらがいいかはお好みですので、お好きなデザインをお選びください。

但し、本には型紙はついていないので、初心者の方、楽に作りたい方には実物大型紙の方がおすすめです。



サンフィットパターンのゆかたドレス・実物大型紙 》 ご購入はこちら
浴衣ドレス型紙

ゆかたドレス用の生地も販売中 》 こちらをごらんください


こんなかわいいアニマル柄の浴衣ドレスはいかがですか?
浴衣ドレスアニマル柄
使用生地は「コットン生地・スイートローズアニマル」です。


和布・和風生地・手芸のお店【布がたり】

和生地/和布通販布がたり  

Posted by 布がたり店主 at 19:43Comments(1)TrackBack(0)手作りアイデア

2011年05月27日

浴衣ドレスの作り方~型紙

数年前から人気の浴衣ドレス。自分で作るにはどうしたらいいの?というご質問も多かったですが、今年は待望の型紙が発売されました。

浴衣ドレス型紙

信頼のおけるサンフィットパターン製だから安心ですね。もちろん、作り方も載っています。

こちらの浴衣ドレスは、トップとスカート部分が別々になったセパレートタイプ。上下が分かれているのは作りやすいですね。

セパレートタイプの別のメリットは、スカートだけでも着られること。スカートは普通のギャザースカートなので、普段に着られます。

そしてもちろん、浴衣ドレスの上下の組み合わせも楽しめます。スカートを2枚作っておいて、気分によって着替えるのはいかがですか?いくら可愛くてもいつも同じでは・・・という時も、スカートを変えればOKです。

ふつうの浴衣はどうしても着る機会が限られますし、いくら子供といっても着つけは少し大変。上下セパレートの浴衣ドレスなら、着るのは洋服感覚で楽ですし、上下それぞれを活用すれば着せるチャンスも増えますよ。

ゆかたドレス・実物大型紙 》 ご購入はこちら

ゆかたドレス用の生地も販売中 》 こちらをごらんください

浴衣甚平生地



和布・和風生地・手芸のお店【布がたり】

和生地/和布通販布がたり  

Posted by 布がたり店主 at 13:54Comments(7)TrackBack(0)手作りアイデア

2011年05月25日

手作りの付け帯(1)

浴衣には、付け帯(つけ帯)を結ぶのも手軽です。

付け帯は作り帯、結び帯とも呼ばれ、胴に巻く部分と後ろの結んだ部分が分かれているものです。後ろの形はできているので、帯結びができなくても楽に着られるので便利ですね。

着物用の付け帯は後ろがお太鼓になっていますが、浴衣用にはリボン型のものが一般的。


こちらは、私が数年前に作ったリバーシブルの付け帯。リボン型の文庫結びです。



クライ・ムキさんの本を参考に作りました。



iconscissors必要な材料は、大人用で 布地(110cm幅)と、両面接着芯(110cm幅)が165cmずつ。
*リバーシブルの場合は、おもて・うらの各布を165cmずつ。

子ども用には上記各165cmが140cmになりますが、子どもさんの身長によって多少加減してもいいと思います。


胴に巻く部分は、両端にひもをはさんで袋縫いに。後ろのリボン部分は、羽根になる布をたたみ、その中央に結び目になる布を巻いて作ります。


詳しい作り方は、本をご参考になさってください。絶版の本なので入手が難しいかもしれませんが、図書館でも見つかるかもしれません。


また、慣れた方なら、作りたい大きさを考えながら、本なしでも作れるのではないでしょうか。



【使用生地について】

一般には、コットンや綿ポリ混紡生地などが使いやすいと思います。

私は表と裏に違う色の綿ちりめん布を使い、リバーシブルで楽しめるようにしました。柄と無地のリバーシブルなど両面をがらっと違う雰囲気にしても、帯選びの楽しみが増えますね。

使う生地次第では、もっと本格的なものができます。着物用にもいいですね。


iconflower1こちらの記事もご参考に:
手作りの付け帯(2)~型紙に掲載されている付け帯



和布・和風生地・手芸のお店【布がたり】

和生地/和布通販布がたり  

Posted by 布がたり店主 at 15:26Comments(10)TrackBack(0)手作りアイデア

2011年05月24日

手作りの兵児帯

夏前になると、ゆかたの帯はどうすればいいかと悩まれる方が多いようです。

ゆかたの作り方の本には、帯の作り方も載っているものがありますね。

手元にも数冊あるのですが、廃版で入手が難しい本も多いので、今回は今年発売された本をご紹介します。



この本には、ポリエステルちりめんで作る兵児帯(へこおび)が掲載されています。

作り方はとても簡単で、布を細長い袋状(つまり帯の形)にし、返し口を残して周囲を縫い、おもてに返して返し口をまつれば、できあがりです。


iconscissors必要な布の分量は、下記の通り。

 ポリエステルちりめん 108cm幅
  子供用:1m60cm
  大人用:1m80cm


布地以外には、接着芯など特別に必要な材料はありません。糸と針さえあればできるので手軽ですね。

詳しい作り方は、本をご参考になさってください。


【使用生地について】

本ではポリエステルちりめんが使われています。ポリエステルちりめんはやわらかいので兵児帯向きですね。水洗いができる点も便利です。

ただ、難点というほどではありませんが、少し重みがあるとは思います。子供さんにとっては、暑い季節に重い帯をするのは負担かもしれません。

同じ作り方で、コットン生地で作ることもできます。ポリちりめんのように、兵児帯らしいふにゃっとした感じにはなりませんが、リボン結びはきれいに見えると思います。



【帯結びは簡単!】

兵児帯はやわらかいので、簡単にリボン結びで帯結びが完了しますiconribbon1
もちろん、リボン結びをアレンジしてもOKです。

子供用と思いがちな兵児帯ですが、大人の女性がしめても雰囲気が出ます。くしゅくしゅっとカジュアルに、後ろをだらりと可愛らしく、またきりっと粋な感じにも。

帯結びの難しいテクニックが不要なので、着つけ初心者の方にもおすすめです。



和布・和風生地・手芸のお店【布がたり】

和生地/和布通販布がたり  

Posted by 布がたり店主 at 13:50Comments(2046)TrackBack(0)手作りアイデア

2011年05月18日

「リップル・あさがお」&「こんぺいとう」

浴衣だけでなく、帯も手作りしたい方が増えているようで、帯にはどんな生地を選べばいいかとご質問をいただきます。

絶対的なきまりはありませんから、着心地とお好みを考えながらでいいと思いますが、ご参考までに例をご紹介してみます。

今年の新商品「リップル・あさがお」水色黄色のどちらにも合うのが、「こんぺいとう」の赤です。



柄の一色を帯に使うコーディネート例。
かわいい朝顔の花が印象に残るように、小柄の生地を帯に選んでみました。





洋服では、水色&赤、黄色&赤という組合せは少ないですね。和服の色合わせは洋服とは少し違いますが、ぜひ楽しんでください。


上記の生地はこちらで販売中です
>> 和布・和風生地・手芸のお店【布がたり】


「コットン生地・リップル・あさがお(水色)」
「コットン生地・リップル・あさがお(黄色)」
「コットン生地・こんぺいとう(赤)」

和布・和風生地・手芸【布がたり】

※生地は在庫がなくなり次第、販売終了となります。ごらんいただいた時に完売の場合はご了承ください。  

2011年05月17日

浴衣とじんべい

夏といえば浴衣(ゆかた)と甚平(じんべい)と思われるようになってきたのは、わりと最近のような気がします。

浴衣やじんべいが多く着られるようになったのは、花火大会が増えたこと、花火には浴衣を着て出かけたいと思う女の子が増えたこと、夕涼み会など夏らしい行事を実施する幼稚園や保育園が増えたこと、などが理由でしょうか??

市販の浴衣やじんべいもバリエーションが増えていますが、それでもお気に入りのものが見つからなかったり、ほかの子供たちとは違うものを着せたいと思うと、やはり手作りで・・・となります。

布がたりでも、春から夏にかけて、ゆかた・じんべい用生地のご注文が急増します。

10年の布がたりの歴史の中で変化を感じるひとつは、2~3年前から浴衣よりもじんべいを作る方が増えてきたこと。
以前は圧倒的に浴衣を作る方が多かったのですが、今は同じくらいか、じんべいの方が少し多いような気がします。

帯が不要な分、じんべいは浴衣よりも楽に着られますし、普段着にもなりますから、実用的ですね。作られる方が多いのも納得です。

今年の夏は特に節電が求められるでしょうから、今から涼しいリップル生地などで普段着にもなるじんべいを作っておくといいかもしれません。


じんべい・ゆかた向きの生地はこちらで
>> 和布・和風生地・手芸のお店【布がたり】


和布・和風生地・手芸【布がたり】  

Posted by 布がたり店主 at 14:08Comments(0)TrackBack(0)和布トレンド