和布がたり › 2011年12月

2011年12月20日

七五三の羽織袴を手作り(2)懐剣とお守り袋

先日の七五三用の羽織袴に続き、おそろいの角帯、懐剣(刀袋)、お守り袋もご紹介します。

七五三お守り刀袋手作り

すべて、袴と同じ金襴生地で作りました。

角帯は、細長い袋状の長方形を縫うだけなので、とても簡単です。前の記事「七五三の羽織袴を手作り(1)」の写真でもこの帯を結んでいますが、残念ながら隠れてよく見えません。


懐剣(刀袋)は、細長い袋を縫い、横にひもを通すループ状の布をつけておきます。
袋の裏布には、羽織の胴裏を使ってもいいですね。

袋のループ部分に、先端にふさを付けた江戸打ちひも・細をつければ出来上がり。

袋のサイズは適当で大丈夫だと思いますが、私はたて約27cm、横約4.5cmで作りました。たて27cmのうち上の7cmほどを折り返すので、できあがりはたて約20cmになります。

袋の中には、かまぼこ板などを入れてください。



お守り袋は、たて約8cm×横約5cm(ひも除く)です。作り方が掲載された本もいくつかあるようなので、具体的な作り方やひもの飾り結びの方法は本などをご参考になさってくださいね。


ここまで作れば、手作りとは思えない本格的な一揃えが晴れて完成!


使用材料は下記です。

角帯、懐剣、お守り袋: 金らん・花菱地に子持亀甲(紺)
懐剣のふさ: 房頭 3寸/約9.5cm(2本入) の白 1組(2本)
懐剣のひも: 江戸打ちひも・細(白)  170cm





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2011年12月14日

アムンゼンの名前の由来

「アムンゼン」と呼ばれる布地がありますが、その名前の由来はユニークです。

アムンゼンは愛知県で作られた新しい種類の布地でしたが、当時有名だったノルウェー人探検家のアムンゼン氏にちなんでその名称にしたそうです。

布とはまったく関係ない名前だったのですね。

アムンゼンは、人類で初めて南極点に立ったことで有名になったのですが、それはなんと100年前の今日、1911年12月14日だそうです。

100年前というと日本では明治44年。まだ着物が主流だった頃ですね。



布の方のアムンゼンはもとは毛織物(ウール)で、「梨地」とも呼ばれます。梨のように表面がざらざらしているからですが、梨程度ですのでほんの少しのざらざらです。

今はウール以外に、ポリエステルや木綿のアムンゼンもあります。

こちらは木綿のアムンゼン。




やはり表面が少しざらっとしていますが、その質感のおかげで高級感があります。
わずかな凹凸なので、扱いにくかったり縫いにくかったりということもありません。もし気に入ったアムンゼンがあれば、ぜひ何か作ってみてください。

日本で生まれた布地のせいか、どことなく和風の雰囲気があります。

表面が少しでこぼこしている点がちりめんに似ているため、ちりめん代わりに手芸などに使われる方もいらっしゃるようですよ。


布がたりにもアムンゼン生地がいくつかございます。どんな布なのかなと思われた方は、ごらんになってみてください。

布がたり・アムンゼン生地 一覧




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